こんにちは!車系YouTuberのシルバーパールです😊
LEDとHIDの違いってなに?
どっちが明るいの?
おすすめはどっち?
LEDが主流になってきてはいるものの、HIDの方がまだまだシェア率は高いです。
現在HIDの方も、LEDの方も、実際にはどちらが良いか気になっている方も多いでしょう。
今回はLED、HID両方の特徴やデメリット、その人に合わせた選び方を解説、そしておすすめLEDバルブをご紹介しています。
ぜひ最後まで見てくださいね😊
目次
LEDとHIDは全然違うもの
LEDとHIDは同じヘッドライトバルブとして存在しているものの、中身は全く違うものです。
まず見た目も違いますし、発光方法も違います😊
また、点灯した時の色味も違いますし、寿命もずいぶんと変わってきます。
このようにLEDとHIDは似ているようで実はまったく違うものなのですね。
俗にいう似て非なるものでしょうか。
では順番に解説していきます。
①光らせ方が違う
LEDとHIDの発光方法を簡単に言うと、LEDは発光させる、HIDは放電させる、です。
LEDはチップが発光するだけなので非常に消費電力が低く、また発熱しずらいのが特徴です。
一方、HIDは電気をバラストという機材を通してバルブに流して放電させることで光らせているため、非常に明るい分、消費電力が多いという点があります。
このようにただ発光させるLEDと、放電させて発光させるHIDでは後述する色味や寿命にとって大きく違ってきます。
②色味が違う
LEDとHIDの2つ目の違いとして、色味が違うという点もあります。
LEDは純白ともいえる真っ白な色に対し、HIDはやや黄色味がかった白色です。
わかりやすいようにグラフを使って解説すると、
LEDは4,000~5,000Kの色味で、HIDは3,200~3,500Kの色味といった感じです。
※あくまでも色味の目安として画像を使用しているので、実際のK(ケルビン)数とは違います
このように、LEDは純白の白、HIDはや黄色味がかった白、という風に見分けることができます。
③寿命が違う
LEDとHIDでは寿命が大きく違い、LEDが15年、HIDは5年と言われています。
15年とは驚きですが、点灯時間に表すと、LEDが20,000~30,000時間に対し、HIDは2,000時間前後と言われています。
つまり、LEDバルブに交換した場合はまず交換の必要性がないものと言えます。
この寿命の違いについては、先ほど“光らせ方”で解説したように、発光方法の違いから生じてきています。
LEDはLEDチップを発光させているだけなので発熱量が低く、あまり熱を持たないのが特徴です。
一方HIDはバッテリーから流れてくる直流の電気をバラストと呼ばれる安定機で交流にしてバルブに流して放電させています。
つまり高電圧をバルブ内で放電させているため、非常に熱を持つのです。
バルブに限らず様々な電気器具は如何に放熱させるか、が寿命に繋がってくるので、熱を持ちずらいLEDの寿命が長いのは納得ですね🤔
なお、シルバーパールがおすすめする高品質なLEDバルブは【点灯動画あり】ヘッドライトをLEDに交換したい!おすすめ商品を5つ紹介!でご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
また、HIDからLEDに変更を検討されている方は【動画有り】HIDからLEDに変更したい!交換後のデメリットやおすすめLEDバルブをご紹介します。をご覧ください😊
LEDとHID、同じところはどんなところ?
LEDとHIDの違いはありますが、実は同じところもあります。
例えば取り付け方法は同じ(ポン付け)ですし、明るさも近年同等になりました。
また価格帯も同じになり、より一層どちらを選べばいいか悩むのも事実です。
では順に解説していきますね👌
①取り付け方法が同じ
LEDもHIDも今ではポン付けできるのが主流となりました。
ポン付けとはバルブをそのままソケットに差し込むだけの方法のことを言いますが、この簡単な方法により普段車いじりをしない方でも簡単にLED化やHID化にすることができるようになりました。
ただ、今でもLEDやHIDが出始めたころと同じようにHIDキットやLEDキットといったものが発売されていますが、取り付けには業者の手を借りなければ取り付けができないため、こういったキットは今では不人気となっています。
取り付けが簡単なら交換も簡単ということですので、気に入らなかったら即交換できるというのもポン付けバルブの人気の理由の一つです。
②明るさが同じ
2007年に初めて純正採用された当時はHIDの方が圧倒的に明るい、との声が多くありましたが、2022年となった現代では「HIDと同等」、もしくは「LEDの方が明るい」といった声も多く聞こえます。
それもそのはずで、2007年から2022年の間の15年間の間にたくさんの人の手によって日々改良がされているので、ぐんぐんと性能が上がっているのです。
今では新車のほとんどがLEDヘッドライト(バルブだけではなくヘッドライト自体がLED)を採用しているので、シェア率もどんどん増えています。
明るくて高寿命となれば人気になるのも納得ですね😊
③価格帯も同じ
一部の高級品を除いてですが、LEDもHIDも値段は同じです。
安ければ2,000円前後で購入できますし、高額の物になれば50,000円前後の物も存在します。
あまり安すぎるバルブは車検に通らなかったり、対向車に迷惑のかける点灯の仕方をするので絶対におすすめはしませんが、2,000円前後で手に入る時代になったのはやはり技術の進歩の結果と言えますね🤔
先ほどもポン付け可能、と解説したように、値段もお手頃、取り付けも簡単という点から多くの人に愛され続けています。
なお、シルバーパールがおすすめする高品質なLEDバルブは【点灯動画あり】ヘッドライトをLEDに交換したい!おすすめ商品を5つ紹介!でご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
また、HIDからLEDに変更を検討されている方は【動画有り】HIDからLEDに変更したい!交換後のデメリットやおすすめLEDバルブをご紹介します。をご覧ください😊
LEDとHIDのそれぞれのデメリットは?
もちろんLEDやHIDは良い点ばかりではありません。
LEDのデメリットは不点灯になったときの交換費用が高い点、発熱しない点、雨天時の視認性の低さがデメリットに挙げられます。
HIDのデメリットは、MAX光量になるまでに時間がかかる点、寿命が短い点、粗悪品が多い点が挙げられます。
ではLEDのデメリットとHIDのデメリットを順番に解説します。
①LEDのデメリット
LEDのデメリットは
- 交換費用が高い場合がある
- 発熱しない
- 雨の日の視認性が悪い
という3つの点があります。
まず交換費用についてですが、先ほどLEDバルブはポン付けできるとお伝えしましたね。
この場合、不点灯になってもバルブのみの交換で済むので安く済みます。
では、交換費用が高い場合はどんな時でしょうか。
それはLEDヘッドライトが不点灯になったときの交換費用が高額なのです。
LEDヘッドライトとは新車時からヘッドライトに組み込まれているもので、従来のヘッドライトのようにバルブ交換ができないのです。
その点、長年メンテナンスフリーではありますし、LEDバルブよりもさらに長寿命という点がありますが、不点灯になった場合の交換はヘッドライト本体ごと交換となるため、非常に高価になるのです。
次に発熱しない点に関してですが、発熱しないことはメリットでもありますがデメリットにもなり、ヘッドライトに付着した雪を溶かしてくれないというデメリットがあります。
先ほどLEDヘッドライトについてお話ししましたが、LEDヘッドライトを標準で装着されている場合はヘッドライトウォッシャーというものが装着されています。
この機能により、ヘッドライトに雪が付着してもウォッシャー液で溶かすことができるので不便はありません。
一方、もともとLEDヘッドライトではない車種はヘッドライトウォッシャーが装着されていないため雪を取り除くことができず、降雪した日はその都度車から降りて取り除く必要があります。
あらかじめヘッドライトにコーティング剤を塗布することによって対策はできますが、降雪量が増えるとヘッドライトウォッシャーにはかないません。
降雪地帯に住まわれている方は非常に厄介なデメリットになるでしょう。
最後に3つ目のデメリット、雨の日の視認性が悪い点ですがLEDの色味は純白の白です。
この純白の白は雨天時の走行には非常に不向きで、雨とライトの光が反射してしまったり、車線の色と同化してしまうので「見えにくい」といったことが生じます。
しかしこの対策方法は1つあり、フォグライトを活用することで対処できます。
詳しくは雨の日の運転は大変!フロントガラスの見えないを解消する3つの方法をご紹介!で解説しています。
②HIDのデメリット
HIDのデメリットは
- MAX光量になるまでに時間がかかる
- 寿命が短い
- 粗悪品が多い
という3つの点が挙げられます。
まずMAX光量になるまでに時間がかかる点ですが、LEDは点とした直後から最大の明るさで照らしてくれますが、HIDの場合は最大の明るさになるまでに5秒程度かかります。
そのためキレのよいパッシングができなかったり、点灯した直後は視界確保がしづらいという点があります。
次寿命が短い点ですが、LEDの寿命が約20,000~30,000時間に対し、HIDは2,000時間前後と約10分の1程度の寿命しかありません。
そのため、LEDはほぼメンテナンスフリーに対しHIDは手がかかるという点があります。
寿命が短い=光量不足なので車検に通らない理由の一つにもなり、車検点検時に「ヘッドライトバルブ脱着工賃」といったように余分な費用がかかる可能性があるのもHIDのデメリットです。
最後に粗悪品が多い点ですが、HIDは登場してから長いため流通量も多いです。
またLEDが主流になる前はHIDが主流だったためLEDよりもシェア率が高いため未だ多くの商品が購入されていますし、新製品も数多く発売されています。
しかしこの数多く、という点が問題で、中には作りが粗末な激安バルブも数多く発売されています。
こういったバルブは、一見明るいように見せかけて、実は全く違うところを照らしていたりするので実際はかなり暗いのです。
そしてこの全く違うところという点が非常に迷惑で、対向車からしたら「まぶしい!!」と思わず言いたくなるような照らし方をしているのです。
こうしたことから、激安バルブはおすすめしない理由の一つです。
LEDとHID、交換するならどっち?
結局のところ、どっちが良いの?と疑問に思う方もいるでしょう。
ここからはどちらが良いか順番に解説していきます😊
コスパ重視の方はLED!
コスパ重視の方は間違いなくLED一択でしょう。
寿命が20,000~30,000時間と非常に長く、一度交換したらほぼメンテナンスフリーのため面倒がありません。
一度交換したらずっと点灯していてほしい
こういった方にはおすすめです。
ファッション性重視ならHID!
LEDは光の特性上、色味は限られていますが、HIDはさまざまな色味があります。
先ほどの画像を再掲しますが
車検の通る範囲がこの画像で示す3,500~6,500K程度なので、この範囲の色であれば自由に選ぶことができます。
ただ、バルブ本体に「車検適合品」と記載されていても、検査官の目によっては「不合格」となるので、注意してくださいね。
ドレスアップを楽しみたい
こういった方はHIDがおすすめと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はLEDとHIDの違いについて解説しました!
どちらも一長一短ありますが、手軽にできるポン付け仕様なら自分の気分で変更しても良いかもしれませんね😊
なお、シルバーパールがおすすめする高品質なLEDバルブは【点灯動画あり】ヘッドライトをLEDに交換したい!おすすめ商品を5つ紹介!でご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
また、HIDからLEDに変更を検討されている方は【動画有り】HIDからLEDに変更したい!交換後のデメリットやおすすめLEDバルブをご紹介します。をご覧ください😊
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それでは今回の記事はここまで!
また次の記事でお会いしましょう♪