こんにちは!車系YouTuberのシルバーパールです😊
バッテリー液が減っている場合はすぐに補充した方が良いです。
減ったままだとバッテリーはうまく充電できませんし、バッテリー自体の劣化にも繋がってきます。
補充方法はとても簡単。
きちんと安全に作業すれば、初めての方でも最長15分もあれば完了します😙
というわけで今回の記事の内容は、
・補充ってどうやるの?液体は?初心者でも大丈夫?
・そもそもバッテリー液って何なの?
について解説します😉
ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
バッテリー液の補充方法とは?
バッテリー液の補充方法はとても簡単です。
カーショップやAmazonなどのECサイトなどからバッテリー液や電解液、または精製水と表記されているものを、バッテリー上部から6つの穴に適切な量を補充するだけで完了です。
作業は15分もあれば完了できますので、手軽にできるメンテナンスの一つです😊
冒頭にもお伝えしましが、バッテリー液が減っていると本来の性能はもちろんのこと、十分に充電されなかったりします。
これからお伝えする注意点さえ守って作業すれば大丈夫ですので、わからなかったら何度も読み返してくださいね😀
作業するときの注意点は3つ!
作業するときの注意点は3つあり、
- ショート防止のために金属類はすべて外す
- バッテリー液に触れない
- 適切な液量を守る
です。
バッテリーのプラス端子とマイナス端子には絶対にご自身の金属製アクセサリーなどを近づけないようにしてくださいね。また金属工具の接触も注意してくださいね。
そして注意点のバッテリー液に触れない、ですが、バッテリー液は希硫酸と呼ばれる酸性の液体です。
これは触れると火傷、目の中に入ると失明の可能性のある大変危険な液体です。
もし手に触れた場合は大量の水で洗い流してください。
3つ目の適切な量について、詳しくは後述しているので割愛しますが、適切な量を補充することが大事。入れすぎても少なすぎてもNGなので注意してくださいね。
用意する道具は4つ!
用意する道具は4つで、
- 補充液
- 手袋
- ゴーグル
- マイナスドライバー(もしくはコイン)
これらがあれば補充できます。
まず補充液ですが、こういった1ℓのものや↓
300mlのものもあります↓
1台に使うのであれば、上記の300mlの物で問題ありません。
そして手袋は100均などで売っているゴム手袋でも良いですし、こういったニトリル手袋↓
が、あると何かと便利です。
そしてゴーグル。
ゴーグルは目に入らないようにするためには必須で、
↑こういった形状のものがベストです。
最後にマイナスドライバーは100均で売っているもので問題ありません。
マイナスドライバーでなくても、下の緑枠で囲った部分↓
を外せるものであれば、コインなどでも大丈夫です。
この形状はバッテリーによって異なっているので確認してみてくださいね。
あったら良い工具は絶縁レンチ!
今後、バッテリー交換をご自身でされたい方や、今回のバッテリー補充液の作業を車からおろして作業されたい方は、バッテリーを繋ぐ端子を外さなければいけませんよね。
先ほどもお伝えしましたが、バッテリー関係のDIYには金属物を車体に触れさせないようにするなど非常に注意が必要な作業です。
金属製のアクセサリーはもちろんのこと、一般的な金属製のレンチの使用にも気を配る必要があるため、こういった絶縁レンチ↓
が1本でもあるとバッテリー関係のDIYは安心です。
お値段もお手頃なので気になる方はチェックしてみてくださいね😉
バッテリー液は適切な量を入れる!
バッテリーには「UPPER LEVEL」と「LOWER LEVEL」の表示があります。
この表示よりも多すぎてはいけませんし、少なすぎてはいけません。
入れる量は6本とも「UPPER LEVEL」の気持ち少なめまで入れましょう。
必ず6本とも均等に入れてくださいね!
もし入れすぎてしまった場合は、スポイトなどで吸い取ってください。
入れすぎは後述するサルフェーション現象の原因にもなるので注意してくださいね。
バッテリー液が見えない!そんなときの3つの対処法
車によってはバッテリー液が見えないor見えにくい場合があります。
そんな時にはこれからご紹介する
- 揺らす
- 光を当てる
- 開口部から覗く
の3つの方法があります。
上から順番に簡単な方法ですのでご自身にあった方法でチェックしてみましょう😁
揺らして液量を確認する
一番簡単な方法は揺らす、という方法です。
バッテリーを揺らすことで中のバッテリー液の揺れを確認し、液量がどのくらいかを見ることができます。
揺らせない場合は少し叩いても効果があるのでぜひ試してみてください😊
バッテリー本体にライトを当てる
揺らせない&叩けない車両に有効的な方法が、バッテリー本体に強力な光を当てて透かすことで中にある液体量を確認する方法です。
これには夜間で作業する必要がありなおかつ強力なLEDライトがある必要があります。
そこまで劣化のしていないバッテリーならスマホのライトでも確認することはできますが、劣化が進んでいるバッテリーは大変見えづらくなっているので、光量不足を感じるかもしれません。
一度試してみてくださいね😉
開口部から覗く
バッテリー上部にある6つのキャップを開け、上から覗く方法があります。
揺らす・光を当てる、の2つの方法よりも目視で確認できるので、どのくらい量が減っているのかが一番把握しやすい方法です。
特に半透明ではないバッテリーはこの方法でしか確認できないので注意が必要です。
※万が一の事故防止のため、ゴーグルと手袋の着用を必ずしてくださいね。
メンテナンスフリーバッテリーは確認できないので注意!
メンテナンスフリーバッテリーは気密性の高さから水分が蒸発しずらいことから補充液の使用はできません。また、開けることもできなため、中も確認できません。
ではどうするのか。
メンテナンスフリーバッテリーには目視できるインジケーターが付いていることがほとんどなのでそれで状態を確認できます。
ちなみにこちらです↓
緑〇で囲んだ部分がインジケーターです。
ご自身の車がこういった形状のバッテリーならメンテナンスフリーバッテリーなので補充液の必要はなく、バッテリー交換が必要です。
下記の記事に高品質なバッテリーをご紹介しているのでぜひ見てみてくださいね😀
バッテリー液の補充頻度はどのくらいがベスト?
バッテリー液が適切な量でないとうまく発電できないため、小まめな点検が必要です。
その頻度と言えば、1か月に一度は点検しましょう。
「ほとんど車に乗らない…」
という方は3か月に一度は点検してくださいね。
そもそもバッテリー液とはいったい何か?
バッテリー液とは別名電解液と呼ばれ、その中身は希硫酸と呼ばれる液体です。
この希硫酸とは、硫酸と精製水を合わせたもので、この希硫酸とバッテリーの中にある鉛でできた極板が化学反応を起こすことによってバッテリーは成り立っています。
この希硫酸は硫酸と同じように人体に触れたりすると火傷や失明の可能性のある液体ですので、バッテリー液を補充するのであれば、必ずゴーグルや手袋の着用をしてくださいね。
万が一にも手に希硫酸が触れてしまったら、大量の水で洗い流してください。
その後異常がなければ良いのですが、少しでも異変を感じたら病院に行ってくださいね。
バッテリー液が減る原因とは?
バッテリー液が減少する原因は主に2つあり、
- 自然蒸発
- 過充電時
この2つが挙げられます。
1つ目の自然蒸発はその名の通り、外気の熱などの影響を受け蒸発をすることを指します。
そして2つ目の過充電時の蒸発ですが、バッテリーが満充電の時にさらに充電することにより、バッテリー液の水の分子は電気分解されて酸素ガスと水素ガスになり放出されます。
つまりフル充電し続けると水分がガス(硫化水素ガス)になってしまうので液減りが起こるのです。
さらに詳しく解説すると、バッテリー液は放電と充電によって硫酸の濃度が変わります。
話しがややこしくなるのでもう一度おさらいです。
バッテリー液とは別名電解液と呼ばれ、その中身は希硫酸と呼ばれる液体です。
この希硫酸は硫酸+精製水でできており、バッテリーが放電されると精製水の割合が多くなり、逆に充電されると硫酸の濃度が濃くなります。
つまり、バッテリーが放電・充電されることによって、精製水と硫酸の割合は行ったり来たりしているのです。
これが新品のバッテリーや満充電のバッテリーだと割合が適切なため、バッテリー液は減りませんが、満充電の時にさらに充電しつづけると硫酸の割合が多くなるため、精製水が電気分解されて酸素ガスと水素ガスになって放出されてしまうので、液量が減少するのです。
さらに充電し続けると、人体に影響を及ぼす硫化水素ガスが発生し、最悪死に至る可能性もあります。
こういった感じでガスが放出されてしまうと、バッテリー上部に白い粉や青い粉が付着するようになります(下記画像↓)
この現象はサルフェーション現象と呼ばれ、バッテリーの劣化を示す重要なサインなのです。
現在、バッテリーがこのような状況の方は早めの交換をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバッテリー液の補充方法について解説しました😊
バッテリーは車の中でも非常に重要なパーツです。
小まめに点検し、いつでも万全な状態であることを目指してカーライフを楽しみましょう😁
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それでは今回の記事はここまで!
また次の記事でお会いしましょう♪