こんにちは!ゼロクラウン系YouTuberのシルバーパールです😊
皆さんはオートマオイル(以後ATFという)を交換する派ですか?交換しない派ですか?
これは車業界でも真っ二つに別れるテーマですよね。
今回は交換する派の私がATFについて詳しく解説していきます。
この記事を読み終えた後はATF交換したくなっているはずです。
目次
オートマオイル(ATF)の役割とは
ATFは潤滑油の一種でAT(オートマチックトランスミッション)の中に入っている油のことです。
この油があることでAT内部のギヤ等が滑らかに動き摩耗を抑えるのです。
この油がないと内部のギヤはすぐにボロボロに欠けてしまうことでしょう。
オートマオイルとエンジンオイルの違いは
オートマオイルとよく聞くエンジンオイルは役割だけで見れば同じような役割をはたしています。
ということは、エンジンオイルは定期的に交換が必要なのに、オートマオイルは無交換でいいわけないことは分かってもらえると思います。
油というものは、使用していると必ず汚れてきます。
さらに年月の経過とともに腐ってくるのです。
そうなるとATF本来の性能を発揮できずATミッションに悪い働きをすることになるんですね。
ATFを交換しないとATはどうなるのか
AT内のATFを交換しないままにしていると、AT内部のギヤ等から出た微量の鉄粉がAT内に溜まっていきます。これをスラッジといいます。
そのスラッジはATF内に溶け込んでいたりATの底に溜まっていたりします。
スラッジは車を動かすたびに少しずつ発生していくものですから、走れば走るほど溜まっていきます。
最初のうちはAT下にあるオイルパンに溜まっていきますが、オイルパンで受け止めきれないスラッジはAT内にこびりついていくわけです。もちろんATF自体にもスラッジは溶け込みます。
これを放置しているとスラッジがAT内部で詰まりATミッション故障に繋がるのですね。
ATミッション載せ替えとなると修理費用は30万円以上かかってきます。
なので、ATF内に溶け込んだスラッジを除去するためにもATFを交換すべきということが分かってもらえたと思います。
ATFの交換目安
交換目安は3年または3万kmと言われています。
お店によっては、もっと早く交換を推奨しているところもありますし、逆に5万kmまで交換しなくていいと言うお店もあります。
それ以上走ってしまうとATF内部のスラッジが多すぎて交換したことでATの故障に繋がるケースもあるようです。
でも安心して下さい。最後まで読んでもらえれば過走行車でもATFを安全に交換する方法を教えます。
注意するATF交換
なぜATF無交換でいいという話をよく聞くのでしょうか。
これは交換方法・交換時期を誤ると逆にATミッションがATF交換によって故障することがあるため無交換でいいと言われているのです。
無交換でも10万km程度なら余裕で走れますのでメーカーもそう言っているのでしょう。
ただ、そのATFを交換したことでATが故障したという話は交換方法が悪いことが大半なのです。
その交換方法について見ていきましょう。
2種類の交換方法
ATF交換には2つの方法があり、循環式と圧送式とがあります。
一般的によく使われる方法が循環式といい、ATFを抜いてATFを入れるという方法になります。
この方法では溜まったスラッジがATF内に浮遊してしまい、循環式によるATF交換でATがよく壊れていたのです。
なので無交換の方がまだマシ!となり、無交換でいいという情報をメーカーが流すようになったのでしょう。
一方、圧送式はATFを抜かずに圧送式専用機械の『トルコン太郎』というものを使用します。
この機械は簡単にいえば、この機械をATFが中継することで古いATFと新しいATFがゆっくり入れ替わっていくイメージです。
この方法だと中継したトルコン太郎がスラッジを掴み取って行ってくれますのでAT内にはスラッジが残らないんですね。
なので安全・安心なのはトルコン太郎を使った圧送式交換なのです。変な名前ですが性能はピカイチです。
このトルコン太郎は、機械本体が高額でなかなか導入しているお店が少ないことが欠点ですが、ネットで調べるといくらでも取扱店がヒットしますので検索してみて下さい。
まとめ
私の愛車ゼロクラウンも15年落ち、走行65,000kmで初のATF交換を行いましたが、もちろん不具合もなく現在75,000kmですが快調に走っています。
さらに変速ショックやアクセルレスポンスも向上し新車時に近づいたことは断言できます。
ぜひ愛車のATFをトルコン太郎で交換してあげましょう。
このような車の話をYouTubeでも投稿しています。
よかったらそちらの方もチェックしてみて下さい。